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第24回 世界にかける日本発VRデバイス開発!くよくよしない経営!岩佐琢磨(いわさ・たくま)さん 株式会社Shiftall(シフトール)代表取締役

パナソニックを2度去った男の警鐘 「リスクを取れず、ここでは成長できない」岩佐氏はパナソニックコネクトを率いる樋口泰行CEOらと同様、出戻り組の一人だ。就職氷河期だった03年に新卒で松下電器産業(現パナソニックHD)に入社した。だが、ゼロからイチを生み出すことはここでは難しいと感じ、07年に退社した。当時珍しかったものづくり系スタートアップ、セレボを設立してIoT機器を世界展開。セレボの躍進で、岩佐氏は著名なスタートアップ経営者として知られる存在になった。

第24回のゲストは、日本発VRやメタバース向けハードウェアを開発・販売する注目企業、
株式会社Shiftall(シフトール)代表取締役 岩佐琢磨(いわさ・たくま)さん

パナソニックからキャリアをスタートし、Cerevo創業を経て、現在は世界中のVRユーザーに愛される製品を送り出すリーダーに。
一見テクノロジー畑一直線のように見える彼のキャリアは、実は中高時代の“パソ通&フライトシム少年”から始まり、
大学では7台の車を乗り換えた走り屋生活、さらに学生時代からプロのゲーム雑誌ライターとして連載を持つなど、かなり異色。

社長業は18年。
「キャリアアップなんて意識してない。ただ何でもやるうちにできるようになっただけ」
そう語る岩佐さんの言葉はどれも軽やかで、現場感満載。

でも、その裏には
「英語が話せなくてもやり切る。やってたらそのうち喋れる。」
「自分に向いてないことはやらない。自分を補正しすぎない。」
「くよくよしない。ダメならしゃーない。」
という、「楽天的リアリスト哲学」が詰まっています。
「人を羨むより、友達になればいい。」と語る、しなやかな「生存力」にも注目です。

起業家、エンジニア、プロダクトマネージャー、そして今の組織で悩めるサラリーマンに届いてほしい、
テックと感情のバランス感覚が光る「岩佐さんの人生ドライブ」ぜひお聞きください。

岩佐氏は自らが達成できたこととして、大きく2つ挙げる。1つは、眠っていた社内のアイデアを商品化したこと。パナソニックHDは超大企業ゆえに製品化に至るまでにいくつものハードルを越えなければならない。予算確保も難しい。そんな組織の中にあってシフトールは独立した子会社として独自の商品開発プロセスを持ち、パナソニックの社員らがひそかに温めてきたアイデアを世に出した。目の前の仕事に集中できるよう、ヘッドホンの周囲を囲いで覆った機器「WEAR SPACE(ウエア・スペース)」など、毎年のように斬新な新商品を投入し続けた。  もう1つできたと岩佐氏が語るのが、不文律を乗り越えることだ。パナソニックHDには長年、習慣化して事実上のルールのようになっている不文律が多く、それが新たな挑戦の壁になってきた。クラウドファンディングの活用もそんな一つ。家電量販などを経由した販売が中心のパナソニックにとって、クラファンという新たな領域に踏み出すことは「前例主義」から外れ、リスクとされてきた。そこに先鞭(せんべん)を付けたのがシフトールだった。その後、パナソニック初の家庭向けロボット「NICOBO(ニコボ)」もクラファンを活用して世に出し、ヒット商品になった。


人生ドライブ - パーソナリティー

◯阿部淳也 株式会社ワンパク 代表取締役。1974年宮城県生まれ。工業高校卒業後、自動車メーカでのユーザインターフェースエンジニアを経て、IT部門でデザイナー、テクニカルディレクターを経験。2004年より都内の広告代理店系プロダクションにて多くのWebサイト立ち上げや映像制作にクリエイティブディレクターとして携わった後、2008年に「ワンパク」を設立。デジタル・インタラクティブ領域を中心としたコミュニケーションデザインを強み ◯梅原卓也 株式会社グラブデザイン代表取締役。1974年北海道小樽市生まれ。東京農業大学卒。20歳にサーフィンを始める。大学で黎明期のインターネットに出会いプログラマに。2001年(25歳の時)にWEB制作とデジタル教材の制作会社「株式会社グラブデザイン」を創業し現在23期目。大手塾のタブレット教材から大手上場企業の社会人向けデジタル教材の開発販売とWEBマーケティングを1000案件以上こなす。2021年6月に東京都千代田区から宮崎市へ移住。現在、東京と宮崎の2拠点生活。地元青島の魏社長と長野の2人の共同経営者と共にビール醸造と品質管理を行う。また、本業のクリエイティブディレクターを活かし、ロゴデザイン、瓶デザイン、WEBサイト、グッズデザイン、コーポレートデザインなどのクリエイティブを担当。

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