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第9回「部屋から寺まで空いたスペース貸し借りできます!で東証マザーズ上場!絶望の中でも良いところを徹底的に探せ!」スペースマーケット 代表取締役社長 重松大輔(しげまつ だいすけ)氏

スペースマーケット代表取締役 重松大輔氏

「部屋から寺まで空いたスペース貸し借りできます!」で東証マザーズ(現グロース)上場!コロナ禍の資金ショートギリギリの絶望の中でも良いところを徹底的に探しV字回復!


このエピソードでは、重松大輔さんの起業に対する情熱と東証マザーズ(現東証グロース)への上場に対する準備、20人の社員を抱え資金調達が苦戦して来月キャッシュアウト寸前までいったことも。 資金ショートギリギリの絶望の中でも良いところを徹底的に探しV字回復!苦しい中でも良い部分を探して、それを徹底的に磨き伸ばすこと、とにかく籠もらず、外に出て、行動し数を打つことという事業継続に対する執念に焦点を当てており、絶望の中でも光が見えてくる・・リスナーにとっても多くの刺激と学びがある内容となっています。

今回のゲスト:重松大輔(しげまつ・だいすけ)さん

  • スペースマーケット 代表取締役社長/シェアリングエコノミー協会理事
  • 1976年千葉県千葉市生まれ。千葉東高校、早稲田大学法学部卒業。
  • 就職氷河期の中2000年NTT東日本に入社。主に法人営業企画、プロモーション等を担当。
  • 2006年株式会社フォトクリエイトに参画。10人から120人へ増え「30人の壁・50人の壁・100人の壁」そして13年7月東証マザーズ上場を経験。一貫して新規事業、広報、採用に従事。国内外企業とのアライアンス実績多数。
  • 2014年1月株式会社スペースマーケットを創業し5年で東証マザーズ(現東証グロース)上場。
  • 16年1月シェアリングエコノミーの普及と業界の健全な発展を目指す一般社団法人シェアリングエコノミー協会を設立し理事に就任。

重松氏が起業したスペースマーケットとは?

  • スペースマーケットは、重松氏が起業時に考えた100のアイデアから生まれた事業。
  • スペースを借りたい人(ゲスト)とスペースの貸主(ホスト)を検索から予約・決済まで3分で完結できるマッチングサービスを提供する。スペースは、1時間以上15分単位で借りられる。個人の部屋から貸し会議室、寺や球場まで、全国およそ31000スペースが掲載されている。
  • 利用ニーズは時代にあわせどんどん変化。コロナ禍以降は、テレワーク利用や受験勉強利用、ホテルまで要らない時の旅の隙間時間の活用、ひとり上映会、推し会、コスプレイベント、キッチンを活用したパーティ、法人の会議、Youtuberの動画撮影や音声メディアの収録、イベントなどあらゆるシーンに対して利用ができる。

    重松大輔さんの体験とその影響
  • 早稲田大学在学中に、NHKのADを経験し、自分自身も番組にエキストラ出演したり、募集をかけたり、実際に出来ていないものをカタチにして見せる力が身についた。また家庭教師かけもち、神楽坂のBARでバーテンダーなどなど・・ホットスポットに身を置くことが大事だなと感じた。 
  • 当時は就職氷河期。メディア・テレビ業界をもともと志望していましたが、なかなか受からなかった。そんな中で、NTT東日本に入社することができたが、年功序列のカルチャーで自分の10年後が見える大企業が合わないと感じた。
  • 2006年株式会社フォトクリエイトに参画した時には、10人から120人へ増え「30人の壁・50人の壁・100人の壁」そして13年7月東証マザーズ上場を経験。実際に自身でスペースマーケットを起業し上場する時や社員が増えるにつれ、「あ!今はこの壁だな・・よし対策は・・」と予測がついたという。
  • 起業するにあたり、100個くらいの新規事業アイディアを考えた。その中で、前職のフォトクリエイトで結婚式場の遊休時間や平日昼間稼働をUPさせたいと思ったことがきっかけ。
  • 2014年1月に株式会社スペースマーケット最初は共同創業メンバーと社員一名の3人で、オフィス一角を間借りしてスタートした。 当日は朝から土日関係なく駆けずりまわる日々だった。起業したてのスペースマーケットのサービスが出来るまでの期間は、自己資金がどんどん減っていく中、自分で社員分の弁当を作り補っていた。しかしそんな中、一緒に起業したパートナーがスタバで悠々と高いコーヒーを飲んでた事に立腹したことがあった。
  • サービス開始して一番最初に借りられたのはスタートアップの会議室。最初の売上が会社口座に銀行振込で着金(3,150円)した事を確認した時の感動は今でも忘れられない。 
  • 創業初年度(2014年)はピッチコンテストに出場し優勝しまくった。 おかげでサービス開始から約4ヶ月で1億円資金調達することができた。

重松 大輔(しげまつ・だいすけ)
スペースマーケット 代表取締役社長/シェアリングエコノミー協会理事。1976年千葉県千葉市生まれ。千葉東高校、早稲田大学法学部卒業。就職氷河期の中2000年NTT東日本に入社。主に法人営業企画、プロモーション等を担当。2006年株式会社フォトクリエイトに参画。一貫して新規事業、広報、採用に従事。国内外企業とのアライアンス実績多数。2013年7月東証マザーズ上場を経験。2014年1月株式会社スペースマーケットを創業し5年で東証マザーズ(現東証グロース)上場。2016年1月シェアリングエコノミーの普及と業界の健全な発展を目指す一般社団法人シェアリングエコノミー協会を設立し理事に就任。

梅原

重松大輔さんは、初めてお会いしましたが、とてもズッシリと精神的に安定された正義感の強い方の印象がありました。コロナ禍の大変な中でも、どこか必ず良いところがある!と徹底的に探し、従業員や仲間たちにどんどん伝えていくことは勉強になりました。  

人生ドライブ - パーソナリティー

人生ドライブ - パーソナリティー阿部淳也 / 梅原卓也

◯阿部淳也 株式会社ワンパク 代表取締役。1974年宮城県生まれ。工業高校卒業後、自動車メーカでのユーザインターフェースエンジニアを経て、IT部門でデザイナー、テクニカルディレクターを経験。2004年より都内の広告代理店系プロダクションにて多くのWebサイト立ち上げや映像制作にクリエイティブディレクターとして携わった後、2008年に「ワンパク」を設立。デジタル・インタラクティブ領域を中心としたコミュニケーションデザインを強み ◯梅原卓也 株式会社グラブデザイン代表取締役。1974年北海道小樽市生まれ。東京農業大学卒。20歳にサーフィンを始める。大学で黎明期のインターネットに出会いプログラマに。2001年(25歳の時)にWEB制作とデジタル教材の制作会社「株式会社グラブデザイン」を創業し現在23期目。大手塾のタブレット教材から大手上場企業の社会人向けデジタル教材の開発販売とWEBマーケティングを1000案件以上こなす。2021年6月に東京都千代田区から宮崎市へ移住。現在、東京と宮崎の2拠点生活。地元青島の魏社長と長野の2人の共同経営者と共にビール醸造と品質管理を行う。また、本業のクリエイティブディレクターを活かし、ロゴデザイン、瓶デザイン、WEBサイト、グッズデザイン、コーポレートデザインなどのクリエイティブを担当。

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