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第20回「成功したらヒーロー、失敗してもチャレンジャー」挑戦を楽しむ人生 BEAMS元執行役員/株式会社パインバレー代表取締役 矢嶋正明さん

パインバレー 矢嶋正明

今回のゲストは、株式会社パインバレー代表取締役社長の矢嶋正明(やじままさあき)さん

セレクトショップ運営のBEAMS(東京都渋谷区)の元執行役員でインターネット通販(EC)やデジタル化などを担当。BEAMSで29歳の時にZOZOTOWNを一人で立ち上げ、290億円の売上達成や全社のDX化を推進し、25年勤務したBEAMSを2024年に退社。その後、ハーレーダビッドソンのカスタムで有名なパインバレーを事業承継し、新たなチャレンジを続けています。

①挑戦その壱:BEAMS時代〜EC黎明期の挑戦

矢嶋さんはBEAMSでアルバイトからキャリアをスタート。
顧客管理部門を経て、EC黎明期にZOZOTOWNの立ち上げを一人で担当。

「在庫も理解もない中で、社内を説得して回り、1日目に250万円を売り上げたときには誰も信じてくれなかった」と振り返ります。その後も自社ECサイトを立ち上げ、オムニチャネルの先駆けとなる在庫と顧客データの統合を成功させました。
矢嶋さんが提唱したのは、リアル店舗(太陽)とEC(月)が共存する「太陽と月」の関係性。
「リアル店舗が輝けばECも輝く。共存のための統合が重要だった」と語ります。

①挑戦その弐:新たな挑戦、事業承継へ

BEAMSでの成功後も、矢嶋さんは自分のキャリアを考え、新たな挑戦を求めて事業承継の道を選びました。
「50歳を超える前に動かないと次のステップは難しいと考えた」と話します。

現在はパインバレーでハーレーダビッドソンのカスタマイズやEC販売、駐輪場事業を推進中。
「全く違う業界で毎日が新鮮」と笑顔で語ります。

「挑戦を楽しむ」ためのメッセージ

矢嶋さんがBEAMSで学んだという言葉があります。

「成功したらヒーロー、失敗してもチャレンジャー、挑戦を楽しんでいるか?」

挑戦することで人は成長し、組織は前進すると信じる矢嶋さん。
新たな挑戦を考える人々へ、「失敗を恐れず、挑戦を楽しんでほしい」とエールを送ります。

矢嶋さんが挑戦を楽しむ姿勢は、私たちにも多くの勇気を与えてくれます。

パインバレー
株式会社パインバレー

人生ドライブ - パーソナリティー

◯阿部淳也 株式会社ワンパク 代表取締役。1974年宮城県生まれ。工業高校卒業後、自動車メーカでのユーザインターフェースエンジニアを経て、IT部門でデザイナー、テクニカルディレクターを経験。2004年より都内の広告代理店系プロダクションにて多くのWebサイト立ち上げや映像制作にクリエイティブディレクターとして携わった後、2008年に「ワンパク」を設立。デジタル・インタラクティブ領域を中心としたコミュニケーションデザインを強み ◯梅原卓也 株式会社グラブデザイン代表取締役。1974年北海道小樽市生まれ。東京農業大学卒。20歳にサーフィンを始める。大学で黎明期のインターネットに出会いプログラマに。2001年(25歳の時)にWEB制作とデジタル教材の制作会社「株式会社グラブデザイン」を創業し現在23期目。大手塾のタブレット教材から大手上場企業の社会人向けデジタル教材の開発販売とWEBマーケティングを1000案件以上こなす。2021年6月に東京都千代田区から宮崎市へ移住。現在、東京と宮崎の2拠点生活。地元青島の魏社長と長野の2人の共同経営者と共にビール醸造と品質管理を行う。また、本業のクリエイティブディレクターを活かし、ロゴデザイン、瓶デザイン、WEBサイト、グッズデザイン、コーポレートデザインなどのクリエイティブを担当。

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